2022-23年プレシリーズAで3.5億円(金融機関含む)資金調達完了。「ワインの管理・流通をアップデートする」をミッションに掲げ、ワイン×Technology 「WineTech」で課題解決に挑む!!

私たちWineBankは2023年9月30日付にて、プレシリーズAラウンドで1.5億円の資金調達を実施し、累計調達金額は3.5億円となりました。資産としてのワイン管理プラットフォーム開発の強化を図っていきます。

株式会社WineBank(東京都港区、代表取締役社長 中野邦人)は、プレシリーズAラウンドにおいて、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(同社が運営管理するHIRAC FUND2号投資事業有限責任組合)を引受先とする1.5億円の第三者割当増資を行いました。これにより累計資金調達金額は3.5億円となります。

株式会社WineBankについて

WineBankは、創業50年の札幌の酒販店有限会社中村を事業承継し誕生した、ワインの販売事業からWineTech※1事業を手掛けるスタートアップです。WineTech×オフライン×オンラインの事業を掛け合わせて日本国内におけるワインの流通、販売、管理を担うプラットフォームを提供します。
 当社は、「既存のワイン流通をアップデートする」をミッションに、「すべての人にファインワインを」をビジョンに掲げ、生産者と消費者が共に悦びあえる未来を目指しています。

※1 WineとTechnologyを組み合わせた造語。ワイン業界において金融とテクノロジーを掛け合わせた新たなサービスを指す。

事業概要

当社はワインEC・サブスクリプション事業、レストラン・ワインカーヴ事業、そして新事業領域としてWineTech事業の3つのビジネスを展開しています。
 ワインEC・サブスクリプション事業においては、国内大手インポーターからの仕入、並びに自社海外直輸入の仕入力を生かし『青山ワインマーケット』としてECショッピングプラットフォームへの出店、また自社サービスとしてワインサブスクリプション事業を提供。レストラン・ワインカーヴ事業においては、東京六本木にてワインバー『Wine Cave Roppongi』の運営、北海道札幌赤レンガテラスにおいてフレンチレストラン『ラ・ブリック』を運営。そして新領域となるWineTech事業においては、希少価値の高い高級ワインに投資し、アプリケーションで管理・売買できるワイン投資サービス『WineBank』を提供しております。
何れの事業も、ファインワインを軸とし、実際に飲んで頂くこと、ご自身のワインをオンラインで資産として可視化すること等、オンラインとオフラインを掛け合わせワインの様々な楽しみ方をお客様に提供したいと考えています。

ワイン管理/投資のオンラインプラットフォーム『WineBank』について

2021年の国内におけるワイン(果実酒)の年間消費量は355千kl(キロリットル)と、30年前から3.1倍に増加しています。酒類全体の年間消費量は7,720千kl(キロリットル)と同期間に17%減少していますが、ワインが占めるシェアは上昇しました。現段階でワインの占める比率は4.6%ですが、年々消費量は増加し、徐々にワイン文化が根付いていることを示しています※2。ワインを最近飲み始めた方から、個人で何億円というワインを所有される愛好家まで日本国内には様々いらっしゃいますが、他業界と比較しワイン業界は未だ伝統的でアナログな業界であることから、テクノロジーを活用することにより、ワインに携わる方の課題解決や、これまで無かったワインの楽しみをより多くの方に提供できると考えています。
当社は、日本では所有ワインをオンラインでリスト管理するサービスが無いこと、ワインに特化した開かれた二次流通マーケットが無いこと、これらの課題に着目し、サービス開発を開始しました。

 『WineBank』は、希少価値の高いワインの購入・管理・売却を一貫してシステム上で行うことができる、ワイン管理/投資のオンラインプラットフォームです。ソムリエたちによって厳選された、良質なワインへ投資を行います。さらに、ワインの購入、資産管理、売却まですべてオンラインで完結します。また、ポートフォリオ内のすべてのワインはお客様に所有権があるため、売買するだけでなく、実際に取り寄せてお飲みいただけます。今後、個人のお客様がご自宅で保管している高級ワインもアプリ上で管理可能(クラウドセラー化)とすることで取扱量を増やし、高級ワインの一大売買プラットフォームを目指します。また、飲食店向けにも事業展開予定であり、オンラインだけでなくオフラインでのユーザータッチポイントを作っていく予定です。(一部の機能は開発中です)
URL:https://www.wine-bank.co.jp/lp/

※2 国税庁統計年報 令和3年度版令和5年6月21日公表  https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/tokei.htm

資金調達の背景

この度、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(同社が運営管理するHIRAC FUND2号投資事業有限責任組合)を引受先とする1.5億円の第三者割当増資を行いました。これにより累計資金調達金額は3.5億円となります。

 この資金調達を通じてWineTech事業の開発を強化したいと考えております。既にサービスを開始しているワイン管理・投資サービスについては、更なるお客様のユーザー体験向上のための機能改良、また新機能として、会員間ワイン取引のためのマーケットプレイス開発に着手して参ります。

 今後はワインの管理プラットフォーム『Winebank』を通じて、ワインの管理と流通をアップデートしていきます。ファインワイン投資だけでなく、日本国内向けのサービスとして、きめ細かなクラウド上でのワイン管理を実現し、保有・管理の状況を見える化。さらにマーケットプレイスを提供。個人のお客様のみならず、飲食店の皆さまの課題解決も視野に、適切な二次流通を構築し、ワイン愛好家の方のより良いライフスタイルを構築し、ワイン業界に貢献していきたいと考えております。

創業に関する詳しい背景はこちら
https://www.wantedly.com/companies/company_2286974/post_articles/869868

採用情報

WineBankは、より多くの方にファインワインの魅力を届けるべく、テクノロジーの活用によりファインワイン管理/投資を進化させ、シンプル且つわかりやすいサービスとして拡大していきたいと考えています。
ワインが好きで我々の理念に共感してくださる方、事業に興味を持ってくださる方のご応募をお待ちしております。

詳細は下記の採用ページをご覧ください
https://www.wantedly.com/companies/company_2286974

投資家からのコメント

HIRAC FUND ディレクター 岡田康司
連続起業家である中野さんの新たなチャレンジにご一緒することができ、非常に嬉しく思います。「高級ワイン×technology」という国内ではまだ誰も開拓していない領域で、仕組みとして早くもMOATを築いていらっしゃる中野さんの堅実な経営手腕は素晴らしく、ユーザーへの新たな価値提供や、業界をアップデートしていく未来を非常に楽しみにしております。HIRAC FUNDとしても地域金融機関との連携だけでなく、マネーフォワードとしてのリソースを軸に全力でご支援を実行して参ります。

株式会社WineBankについて

<代表プロフィール>
代表取締役社長 中野 邦人
株式会社Seven Signatures にて、Donald Trump 氏とハワイで Trump tower Waikiki プロジェクトに関わり 1 日あたりの売上高のギネス記録樹立。担当役員として学んだ不動産業のスペースシェアリング事業にて、飲食・宿泊・会議などの時間貸しコンテンツを株式会社あどばるを設立。株式会社あどばる、その後設立した株式会社AbHeriにおいて、上場企業グループ入りを果した。シリアルアントレプレナーとして2020年に有限会社中村を事業承継。株式会社WineBankに改め、代表取締役社長に就任。

<会社概要>
会社名:株式会社WineBank
代表者:代表取締役社長 中野 邦人
事業内容:Wine × Technology事業(WineTech事業)、ワインを中心とした酒類販売、 レストラン事業
設立:1970年10月 ※2022年7月事業承継
資本金:276,519千円(資本準備金含む)

株主:マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(同社が運営管理するHIRAC FUND2号投資事業有限責任組合)、株式会社Private BANK、株式会社ベクトル、寺田倉庫株式会社、経営陣
本社:東京都港区六本木4丁目12番8号 第6DMJビル 2階
URL: https://www.wine-bank.co.jp/lp/

*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。